【私たちについて】

グループ名

ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクト

共同代表 青木正巳、小澤洋一、中村順、満田正(アイウエオ順)
活動テーマ 福島県南相馬市を中心とした空間および土壌の測定
メールアドレス postmaster@f1-monitoring-project.jp

【動機】
 放射線測定について国は1kmのメッシュ、民間でも500mのメッシュでしか実施されていません。これでは住民の生活実態に根差したものとは決して言えません。私たちはゼンリンの住宅地図をベースにした独自のメッシュ(75m×100m)による測定を開始しました。また、放射能の汚染による被害は即時に出にくいため、「今現在のデータの記録」が数年あるいは数十年先に必ず必要になるのではないかと考えています。

【目的】
 国の「放射能安全神話」のもとで被曝限度を1mSv/hから20mSv/hへの避難解除基準に引き上げ、福島第一原子力発電所の事故避難者に対する帰還を促す政策に対して、多額の税金を投与した除染作業にもかかわらずなか放射能汚染が改善されない現状を、現場に密着した視点による科学的なデータを集積することにより警鐘を鳴らすとともに、被災者の再度の被曝を防ぎ、被災者のより充実した生活環境の獲得に寄与することを目指しています。
 作成されたデータは一部公開するとともに、南相馬市各行政区ごとに説明会を行い、住民にデータを開示しています。

【手法】

 ・空間線量率の測定(地上1cm、50cm、1m)
 ・表面汚染計数の測定(地表1cm)
 ・簡易型放射線測定器(ギョロガイガー)による位置情報と時刻情報を加味した地上1mの空間線量の可視化。
 ・土壌採取による放射性物質の含有分析(土壌分析はキャンベラ社製放射能分析器を使用)。
 データの制作および公表に当たっては、誰もが理解し、比較できるよう数値の可視化に努めています。

【特徴】
 ・メンバーは、高線量地域への立ち入りが必須のため、原則被曝の影響を受けにくいとされている60歳以上としています。
 ・活動は、基本的にボランティアとして運営しています。
 ・モニタリング期間中の宿舎は、測定エリア付近にお住まいの方のご厚意によりご自宅隣の別棟を利用させていただいています。
 ・放射線測定器および土壌分析器は、私たちの活動に賛同くださる企業や団体・個人から無償で貸与していただいています。

【モニタリングの実績】
   期   間  対象地域  参加人員
2012/9〜10  現地打ち合わせ・南相馬市  
 第 1 回モニタリング  2012/10/06〜08  原町区押釜行政地区  33
 第 2 回モニタリング  2012/11/23〜25  原町区片倉行政地区  30
 第 3 回モニタリング  2013/01/12〜14  原町区太田行政地区  32
 第 4 回モニタリング  2013/04/25〜29  原町区馬場行政地区  25
 第 5 回モニタリング  2013/07/01〜07  原町区高倉・大谷行政地区  16
 第 6 回モニタリング  2013/09/10〜16  原町区牛越・大木戸行政区  16
 第 7 回モニタリング  2013/10/07〜14  原町区大木戸・石神・信田沢行政区  20
 第 8 回モニタリング  2013/12/17〜23  鹿島区上栃窪・橲原行政区  14
 第 9 回モニタリング  2014/3/10〜16  原町区大原行政区  15
 第 10回モニタリング  2014/4/22〜29  原町区押釜行政区(2回目)  14
 第 11回モニタリング 2014/6/1〜7   原町区個人宅地(30軒)  13
 第 12回モニタリング  2014/6/29〜7/6  原町区片倉行政区(2回目)+個人宅地(7軒)  14
 第 13回モニタリング  2014/8/3〜9  原町区片倉・馬場行政区(2回目)+個人宅地(10軒)  12
 第 14回モニタリング 2014/8/31〜9/7   原町区馬場行政区(2回目)  14
 第 15回モニタリング  2014/10/26〜11/2  原町区矢川原行政区+個人宅地(16軒富岡・楢葉含む)  12
 第 16回モニタリング  2014/12/7〜13・12/21  原町区矢川原・深野行政区+個人宅地(6軒)  11
 第 17回モニタリング  2015/3/9〜15  原町区高倉・大谷行政地区(2回目)  13
 第 18回モニタリング  2015/4/19〜26  原町区上栃窪行政区+高倉個人宅地(30軒)  14
 第 19回モニタリング  2015/5/17〜24  原町区馬場・牛来・片倉・押釜・大原・上栃窪・橲原 個人宅地(41軒)  13
 第 20回モニタリング  2015/6/7〜14  原町区押釜、高倉、馬場個人宅地(20軒)  13
 第 21回モニタリング  2015/7/26〜8/2  原町区高倉+大谷・高倉個人宅地(31軒)  13
 第 22回モニタリング  2015/9/14〜21  原町区馬場・高倉・押釜個人宅地(41軒)  14
 第 23回モニタリング  2015/10/25〜11/1  原町区押釜・大原個人宅地(33件)  12
 番外  2015/11/16〜11/18  飯館村教育機関(8ヶ所 )  5
 第 24回モニタリング   2015/11/29〜12/6  原町区橲原、上栃窪+個人宅地(1件)  11
 第 25回モニタリング   2016/01/17〜01/24 伊達市+南相馬市原町区高倉・大谷土壌採取及び分析  11
 第 26回モニタリング   2016/03/06〜03/12 小高区教育機関(5ヶ所)、原町区押釜行政区  10
 第 27回モニタリング   2016/04/10〜04/17 原町区押釜、片倉。小高区飯崎地区土壌採取及び分析  10
 第 28回モニタリング   2016/05/15〜05/22 伊達市。原町区押釜土壌採取及び分析  10
 第 29回モニタリング   2016/06/19〜06/26 小高区太田和地区モニタリング
原町区高倉、馬場、大原地区土壌採取及び分析
 10
 第 30回モニタリング   2016/07/17〜07/24 小高区金谷・川房モニタリング 10
 第 31回モニタリング   2016/08/21〜08/28 原町区馬場、小高区川房モニタリング  10
 第 32回モニタリング   2016/09/18〜09/25 原町区馬場、鹿島区モニタリング  10
 第 33回モニタリング   2016/10/23〜10/30 原町地区区馬場、小高区金谷・川房・大富モニタリング  10
 第 34回モニタリング   2016/11/20〜11/26 川内村個人宅、小高区大富土壌採取及び分析  10
 第 35回モニタリング   2016/12/18〜12/25 伊達市保原、小高区羽倉モニタリング及び土壌採取 10
 第 36回モニタリング   2017/01/22〜01/29 原町区大谷・高倉行政区の3巡目メッシュ測定 10
 第 37回モニタリング   2017/03/19〜03/18 原町区高倉行政区の測定、浪江町の下見 10
 第 38回モニタリング   2017/04/02〜04/08 浪江町西部の土壌採取及び測定 10
 第 39回モニタリング   2017/05/21〜05/28 浪江町東部の土壌採取及び測定  -
 第 40回モニタリング   2017/06/18〜06/25 未定 -

 第12回からは、個人宅地の測定を開始しました。特に2015年4月からは国環境基準の1mSv/yから20mSv/yへの避難解除基準引き上げに抗して訴訟を起こした「南相馬・避難勧奨地域の会」原告団と弁護団の依頼を受けて206世帯の住宅および敷地の放射線測定も実施し、データは行政区長を通じ各原告に情報開示するとともに、弁護団の訴訟資料としても提供しています。


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