土壌汚染図
第46回(2017年12月)から第53回(2018年8月)に掛けておこなった原町区南部(押釜・馬場・片倉)の土壌汚染マップを作りました。
250m?250mのメッシュのほぼ中心地の212ポイントを、地上高1m・50cm・1cmの空間線量率(μSv/h)と地上高1cmの表面汚染計数率(cpm)と、そのポイントで採取した土壌に含まれた放射性セシウム(Cs137+Cs134の合計)の汚染密度(Bq/u)を表示しました。
212ポイント中、1,000,000Bq/u≦(赤)<2,000,000Bq/uが2ポイント、400,000Bq/u≦(ピンク)<1,000,000Bq/uが25ポイント、200,000Bq/u≦(オレンジ)<400,000Bq/uが90ポイント、40,000Bq/u≦(黄)<200,000Bq/uが94ポイント、40,000Bq/u≦(水色)<200,000Bq/uが1ポイントでした。
因みにチェルノブイリ法(Cs137のみ)では185.000Bq/uで「避難の権利」が与えられていますが、212ポイントの土壌汚染密度の平均は253,000Bq/uでした。
メッシュ図
土壌汚染図を作成する同時期に、同じ地区の空間線量率マップを作りました。250m?250mのメッシュのほぼ中心地の213ポイントでの、地上高1mの空間線量率(μSv/h)を色分けしたマップです。
国(環境省)の示す年間許容被ばく量は1mSvであり、1時間あたりの目安は0.23μSv/hですが、213ポイント中で0.23μSv/h以下は14ポイントしかありませんでした。全体の平均では0.45μSv/hであり、これは国が示す1時間あたりの許容被ばく量のほぼ2倍の値を示しています。
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